YouTubeを使ったラジオ番組は流行するのか?

Yahooニュースに気になる話題があったのでご紹介しようと思う。
放送作家・白武ときおが語る“音声メディアの未来”  YouTubeラジオ局『PILOT』立ち上げの意図とは
芸人のYouTube番組などを担当する放送作家が、YouTubeを使ってラジオ番組を企画しているという記事。

ここで制作しYouTubeで配信した番組を、地上波のラジオにも売り込み相互効果でリスナーを増やしていくという考えも非常に面白い。

YouTubeの「アーカイブ性」ラジオを面白くする

地上波の電波に乗るのは、露出が増えるため新たな視聴者に出会える一方で「そこでしか聴けない」という形式がもったいないと思います。周波数を合わせて、その時間に聴くというハードルが高い。YouTubeのようにアーカイブを残していつでも誰でもタッチできる状態が理想的だなと思っていて。だから『PILOT』の番組が地上波で放送された際には、そのあとYouTubeにも番組を公開して、いつでも聴けるような状態にしていこうと思っています。

まさにこれ、30年以上前はカセットテープに録音をしていて、何度も聴きなおしたりしたものだが今はIT技術の普及により保存が安価で容易になった。
だから局側がアーカイブとして保存し、例え有料でも良いから「いつでも繰り返し聴ける環境」を作っていただきたい。
これが、Youtubeであれば簡単にしかも無料でできてしまう。

権利の問題もあると思うが、ラジオ局はRadikoだけではなくもう少しIT技術を駆使したサービスで収益を確保するなどの努力もするべきだ。

既に有名な声優はYouTubeやニコ動を使ったラジオ番組を配信

YouTubeに限らず有料配信ができるニコニコ動画などでは、既に著名な声優さんたちが自身の番組を配信しており収益を得ている実情がある。
こちらはラジオ局が制作しているのではなく、制作会社やフリーのディレクターなどが声優事務所などに企画を持ち込み配信をしている。


こちらは声優の田中ちえみさんのニコ動の番組。ラジオではなく動画のライブ配信だが、ラジオに共通するものはあるだろう。
番組の月額課金による有料配信に加え、オリジナルの番組グッズなども販売し収益のアップに繋げている。

このように様々な分野からラジオ番組制作に進出してきており、ラジオよりアーカイブ性に優れたYouTubeなどのメディアにシフトしてきている。
ラジオ局はその資本と人材を使って放送波だけではなく、全く違った方法で番組を配信することを考えなければ後発組に圧倒されるばかりである。

例えば、数ページの写真集にQRコードで聴ける番組を作って販売するなど電波にこだわらず広い視野で経営をしていく時代が到来した。

≪関連リンク:Youtubeでラジオってどうなのよ