国内の民放AMラジオ局、2028年までにFM局に転換する方針

久しぶりにラジオ業界に大きなニュースが入ってきた。

7年後の2028年までに国内のAMラジオ局47局中、44局がFM局に転換をする方針を固めた。
なおNHKは、NHK第一と第二の2波があるが7年後に1波へ削減することが決まっているが、1波は継続してAM放送を続ける。

AM放送用の送信設備維持に莫大な予算がかかる

AMラジオの送信設備は、上記写真のように広大な敷地に100メートル以上ある巨大なアンテナが必要。
これには多額の維持費がかかっている。
老朽化も進んでおり今後の設備維持、更新は経営に大きな負担となるのだ。

また、AM局は難聴対策としてFM波で補完放送(ワイドFM)をAM放送と並行して行っているため、2重の設備投資が必要でこちらも経営に大きな負担となっている。
そのような理由から、比較的送信設備に予算がかからず難聴対策にもなるFMへ転換することになったようだ。

賛成?反対?ネット上ではリスナーから様々な反応がある

ツイッターなどのSNSではこのニュースに対して様々な意見が飛び交っている。

世界的にAM放送は廃止の流れになっている

世界を見てみるとAM放送は先進国で廃止の方向となっている。ノルウェーなどAM放送が無い国もある。
6年前の2015年にはドイツとフランスでAM放送が終了している。
ドイツとフランスで中波AMラジオ放送が終了/ITmedia

また世界的な流れとしてラジオはデジタル化が進んでいる。アメリカ国内のラジオ局は全てがデジタルに対応済みであり、今回の日本のニュースは10年以上遅れいてるのが実情だ。
本来なら「AM放送を廃止し全局FMデジタル放送へ移行」というのが望ましいが、今回はあくまでもFMのアナログ放送へ移行というニュース。

ラジオのデジタル放送の話はどこへ行った?
ガラパゴス化する日本のラジオは世界からどんどん遅れを取っている。

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