ラジオ局からオーディオコンテンツ事業者へと転換?TOKYO-FMのAudeeが面白い

ラジオ業界に携わっていて全く知らなかったのだが、TOKYO-FMがオーディオコンテンツ(音声の番組)のプラットフォーム「AuDee」というのを展開している。
AuDeeオーディー

TOKYO FMは2020年7月、TOKYO FM ・JFNのデジタルコンテンツを集約し、インターネット上で配信するオーディオプラットフォーム「AuDee」をスタート。300を超えるオーディオコンテンツを配信しており、2020年12月時点で、約100万MAUを超えている。米国でも人気シリーズでもある本格犯罪ドキュメンタリー『TRUECRIME』や、リスナー参加型の「謎解き音声コンテンツ」など、オーディオコンテンツのプロフェッショナルとして、デジタルならではの新しいオーディオ体験を提供している。
アドタイより引用

TOKYO-FMといえばデジタルラジオの試験放送時に動画スタジオを開設するなど、本来のラジオ局とかけ離れた事業を展開して失敗に終わっていたこともあったが、本業の音声に特化した事業に回帰しているようだ。

またスマートフォンと連携した端末で受信するデジタルラジオの「i-dio」の撤退も根底にはあるのではないだろうか?(上記あくまでも筆者の推測である)
≪関連リンク:エフエム東京がi-dio事業から撤退、2019年3月期決算は83億円の損失
この20年、ことごとく新規事業がうまくいっていないため、本業の音声に特化したアプリとウェブサービスをリリースしたのだと筆者は思っている。

AuDeeから放送へリスナーを誘導する相乗効果も

アプリやWEBサービスであれば全国からリスナーを集めることもできる、私がさきほど聴いた番組では放送ではカットした未公開部分を配信していて、本放送を聴いてみたくなったのも事実。
このようにAuDeeから本放送、本放送からAuDeeへといった相乗効果も期待できるかもしれない。

従来のポッドキャストでも同様のことはできるかもしれないが、独自のサービスを展開することによりデータの収集や新たな広告などを得ていくのだろう。
今後の展開が楽しみである。