80年代のミニFMブームと今のミニFMの違いとは

80年代にブームになったミニFMをご存知だろうか?
送信機から半径50~100mくらいにしか飛ばない、微弱なFM電波を使って放送をするFM局のことだ。
(微弱な電波のため免許の必要は無い)

ラジオ好きの人たちが公民館や自宅に集まって番組を放送するスタイルで、多いときには全国に130局ほど存在したとされるが、実際には2000局以上あったとも言われている。
(1986(昭和61)年に出版された「ミニFM全国マップ」という書籍には128局が掲載された)
筆者も90年代初頭に高校の文化祭で1日限りのミニFM局を立ち上げ、校内に向けてFMの電波で放送をやったことがある。

そんなミニFMだが、今でもいくつか存在するのでご紹介したいと思う。
なお、ここで紹介するミニFM局はイベントなどで限定的に開局されるものでは無く、毎日放送をしている本格的なミニFMである。

大手に負けないラインナップの渋谷CROSS-FM

東京都渋谷区にある渋谷CROSS-FM。
Wikipediaによると渋谷区のコミュニティFM局「渋谷のラジオ」や福岡県の県域FM局「CROSS-FM」とは違うラジオ局で、インターネットを中心に毎日12時~23時まで放送をしている。

私の会社も少しだけジングル制作にかかわらせていただいたことがあるが、依頼された当初は渋谷区のコミュニティFM局かと思っていた。
なおジングルは現在オンエアされているかは不明。

渋谷駅近くの一等地にサテライトスタジオがあり有名人も出演するなど、インターネットを中心に放送しているとはいえ、大手のラジオ局並みのコンテンツを揃えているから驚きである。
サテライトスタジオ周辺?で微弱なFM波(88.5MHz)とインターネットによるライブ配信、アーカイブはYouTubeで聴くことができる。

個々の番組にはスポンサーが付いているようなので、広告収入でも運営されているようだが、恐らく別に収益がある企業が運営していると思われる(あくまでも推測)

・渋谷CROSS-FM https://shibuyacrossfm.jp/

渋谷のIT企業が立ち上げたミニFM局「神宮前ラジオ」


こちらも私の会社でジングル制作をさせていただいた。

シンクルーというIT企業が運営しているミニFMで放送時間は未定。
番組はホームページから聴く事が出来る。

代表の秋場さんは大手ラジオ局で番組を持っているラジオDJということもあり、トークも面白く内容も充実している。
こちらは映像は配信していないようだが、原宿の一等地にあるミニFM局で今後の展開が楽しみである。

・神宮前ラジオ https://jingumae.fm/

まだまだ全国に知られざるミニFM局があるはず

恐らく今回ご紹介した以外にもまだミニFMはあると思う。
インターネット全盛の時代にわざわざアナログのFM電波を出す必要はあるのか?と思うが、ラジオ(FM)というからには電波を出したいというのはあるのかもしれない。

私が知らないミニFMがあれば是非教えていただきたい。
このホームページで随時紹介していこうと思う。