スポーツ中継が当たり前だったラジオ

今日もYahooニュースにあった記事からコラムを書きたいと思う。
言葉だけですべてを伝える「サッカーとラジオの時代」全史
これは良記事なので是非読んでみていただきたい。

21時15分からはラジオでプロ野球中継を聴いた

筆者が若い頃、テレビのプロ野球中継は放送時間を延長しても21時15分までだった記憶がある。
白熱した試合に限って放送時間に収まらず中継時間を延長するも、そのあとにドラマなどの放送予定があるので21時15分には強制的に終了。試合の状況をリアルタイムで知りたい場合はラジオしかなかった。

ラジオのスポーツ中継と言えばプロ野球の中継を思い出す方が多いかもしれないが、Jリーグが開幕した1993年は首都圏のFM局でも積極的に中継をしていたのを思い出す。
まだ学生だった筆者はFM放送で聴くスタジアムの熱気に、新鮮な印象を受けたのを覚えている。

テレビからプロ野球中継が無くなりラジオからも減りつつある昨今

2017年の11月、ラジオ業界に衝撃的なニュースが飛び込んできた。
TBSラジオがプロ野球中継から撤退するというニュース。
≪関連リンク:TBSラジオ、プロ野球中継から撤退 来春から新レギュラー番組スタート/ORICON NEWS
開局翌年から60年以上続けてきたプロ野球の中継を撤退するというニュースを筆者もTBSラジオの関係者から聴いたときはとても衝撃だった。首都圏では最大で5局が同じ試合を中継することも理由の一つだが、リスナーの聴取スタイルも変化し時代にあった編成にするためというのもあるだろう。
テレビ番組もそうだが、どこのチャンネルを見ても同じ時間に同じような番組をやっている金太郎飴では、ますますYouTubeのようなオンデマンドのメディアに行ってしまいラジオ離れが加速する。
かといって全ての局がプロ野球中継を撤退してしまうのも淋しいものだ。日本では利権の問題もあって難しいかもしれないが、海外のようにスポーツ専門のラジオ局みたいなものがあっても良いのではないだろうか。

想像力をふくらませて聴くラジオのスポーツ中継

音しかないメディアだからこそできるのが、リスナーに想像して感じてもらえる体験だ。
アナウンサーの巧みな話術も試されるプロの仕事がラジオのスポーツ中継にはある。各局住み分けをして続けていただきたいものである。
FMのJリーグ中継もまた聴きたいものだ。