最速でラジオディレクターになるには、まずはアシスタントディレクター(AD)から

ラジオ局の裏方の仕事と言えばまず思い浮かぶのが、番組のディレクターではないだろうか?
大きな調整卓(ミキサー)の前に座り、ガラス越しにDJへキューを振る姿を想像する人も多いことだろう。
そんなラジオディレクターになるにはどうしたらよいか?最速でラジオディレクターになる方法をお話ししよう。

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大都市圏では多くの番組を制作会社が作っている

大手ラジオ局の場合、その地域の番組は地元のラジオ番組制作会社が作っていることが多い。
そのため、ラジオディレクターになりたいのであれば、まずは制作会社へ就職をすることになる。
もちろん放送局へ就職してディレクターになる方法もあるが、局の正社員はいきなり番組制作の現場に行くことは稀なので制作会社がよいだろう。

とはいえ、制作会社も大きいところは少なく社員数10名以下のところが多い。毎年正社員を募集しているところは少ないので、まずはアルバイトから入るというのが一般的だ。

在学中にアルバイトをしよう

大学や専門学校に通っている方は、在学中に制作会社でアルバイトすることをオススメめする。
理想と現実は全く異なっていることも知ることができるし、何より就職をする際に経験者は有利になる。

アルバイトの内容は主にアシスタントディレクター(AD)としての仕事となる。
番組進行表のコピーやネタを調べ、ディレクターやパーソナリティへのお茶の用意、SNSやホームページの更新、CDなどの音源の用意などなど、いわゆる雑用が多いが、番組制作の現場に立ち会えるため勉強になると思う。
時には徹夜で作業しないと終わらないなんてこともある。そこで現実をみることになるだろう。

なお、学校を卒業後アルバイトもしくは契約社員として1年~2年続け、社員登用という流れが一般的だ。筆者も最初に就職した制作会社では、卒業前年の12月からアルバイト採用され、卒業してから1年間は契約社員として働き、1年後に晴れて正社員となった。

現在高校生との方はまずは専門学校へ進学することをオススメする。安定したラジオ局の社員を目指すのであれば、大学への進学が良いが番組制作の現場で働きたいのであれば番組制作も学べ、制作会社からの求人もある専門学校が良いだろう。

関東圏の専門学校でいえば東放学園の卒業生は多い。

いきなりディレクターにはなれない!?石の上にも3年


制作会社によって違い、また局の事情によって違いがあると思うが、私の知る限りADは最低3年続け、ある程度の業務を任されるようになって番組スタッフの信頼を勝ち取ってから、ようやくディレクターとして昇進する。
5年以上ADを続けていた人、人材不足で1年足らずでディレクターになった人もいるから、こればかりは本人の器量と運もあるだろう。

なかなか下積みの長いラジオディレクターだが、現在活躍しているディレクターの多くが上記のような仕事をして現在に至っている。
是非、ラジオの業界で一緒に仕事をしよう!