ラジオ番組に向かないコンテンツとは?

ラジオ番組の定番コンテンツは音楽、フリートーク、各種情報(ニュース、天気予報、交通情報、株式情報)などだが、ラジオに向かないコンテンツはどんなものがあるだろうか?

音だけで見えないから良いもの悪いもの

筆者が現場に居たころに感じていたのが、番組内でグルメの話。
パーソナリティが週末に行ってきたお店の情報なんかは、個人的にとても好きだったしリスナーからも好評だった。もちろん紹介されたお店も繁盛するなどWIN-WINの関係になって良いコンテンツだと思う。
地元の隠れた名店なんて誰もが知りたいコンテンツだからだ。

反対にあまりラジオには向いていないと思ったコンテンツが、同じグルメでも料理(調理)を紹介するクッキングコーナー。
著名な料理研究家などが出演し調理方法を事細かに延々と説明するのだが、全くイメージが沸かなかった。もちろん筆者が料理をしないということもあるが、映像や画像として見れないラジオは説明の仕方一つで勘違いされることも多く、リスナーは参考にならなかったのではないだろうか。

「少し焦がす」といっても人それぞれの感覚があるのだ。

また実際にスタジオに料理を持ち込んでパーソナリティが食レポするのも無意味に感じたものだ。
ディレクターによっては咀嚼音(そしゃくおん)を強調するためにマイクに近づけさせてクチャクチャと食べる音をオンエアーする。もうこれね、人によっては全くもって不快だから(苦笑)

筆者が思うに料理を紹介するのであれば、パーソナリティが食べた(事後の)感想を述べるだけで良い。ラジオは音だけでしか伝えられないからといって咀嚼音を放送するのは間違っている。スポンサーの意向であれば説明してやめるべきである。

昼間の時間帯=主婦が聴いているという錯覚


FM放送の番組で見受けられる主婦向けのコンテンツ。午後の生ワイド番組に多い傾向で、前出のような料理をはじめ、美容、育児などの内容が多い番組。
確かに午後のラジオというのは、家事の終わった主婦が紅茶でも飲みながらラジオを聴いているイメージはあるのかもしれない。だが果たして現実はどうだろうか?

少なからず主婦層が聴いていることもあるだろうが、多くは車の中で聴いている職業ドライバーなのでは?と思っている。
タクシーやトラック、営業車で動いている働く男性たち。

つまりリスナーを考えると調理方法よりも、車で立ち寄れる美味しいお店の紹介の方がコンテンツとしては合っている。
クッキングのコーナーは運転しながら聴いているリスナーはメモなど取れるわけでもなく、延年と説明する調理方法を記憶することすら難しいのだ。

クッキングコーナーはホームページやSNSと連動するのがベスト

クッキングコーナーがラジオに全く向いていないわけではない。調理方法を知りたいリスナーもいるわけだから番組コンテンツとして取り入れるのもあってよいと思う。
今はスマートフォンが普及しSNSなどとも連動ができる。コーナー内で延々と調理方法を説明するのではなく、簡単に説明して詳しくは番組のSNSやウェブサイトで説明するのが良いだろう。

そうやって音だけでは伝わらないものはネットを活用していくのが望ましいと筆者は考えている。