Youtubeでラジオってどうなのよ

Googleニュースの配信を使って情報収集をしている当サイトですが、このところ”ラジオ”というキーワードで検索すると「YouTubeラジオ」というワードが増えてきた。
画像はYouTubeチャンネル「菊池桃子のYouTubeラジオ『今日もお疲れ様です。』」

個人では始まっていたYouTubeラジオ

動画配信サイトYouTubeが徐々に人気が出てきたころからYouTubeを使ったラジオ?というか音声のみのコンテンツはあった。
しかしそのほとんどが個人が発信しているもの。
筆者もYouTubeではなく10年ほど前はUstreamというライブ配信サイトで地方議員や地元アーティストの番組を制作していたことがある。

しかしここ最近はYouTubeにお笑いや歌手、俳優といった芸能人も参入しだし、手軽に配信できるということもあって動画はもちろんラジオ風の番組も増えてきた。
そんな理由もあってラジオと検索すると芸能人の話題が引っかかるようになったのかもしれない。
実際に多くの芸能人のラジオ風番組が実在している。

動画ではなく何故ラジオなのか?

YouTubeを使って番組を配信している人によって理由は様々だろうが、筆者が考えるに以下の理由からだろう
・自宅から手軽にできる
・メイクや背景を気にする必要が無い
・マイク1本あればできる

自宅から手軽にできるメリットは大きい。
本来なら放送局に出向いて収録をしなければいけないものが、自宅で録音できるのであればタレントとしても拘束されないので楽。
リスナーも自宅で録音しているのがわかっているので、音質の良さなどは関係ない、むしろ自宅の生活感あふれるノイズが聴きたいのかもしれない。
またラジオなので顔出しをしないため、メイクの必要が無いのも女性にとっては大きいのではないだろうか?
動画であればメイクを気にしたり背景に気を使うことが必須だが、ラジオであれば画面上はサムネイルを出していれば良い。

そして最後のマイク1本あればよいのもラジオならではの強み。
動画であればカメラはもちろん、照明や人によってはスイッチャーなども用意して大掛かりなものとなってしまう。
その点ラジオはマイク1本とレコーダーさえあればできてしまう。
録音はある程度の技術が必要だが、動画に比べれば簡単なものである。

本来は大手ラジオ局が担ってきたプロモーション

例えばアーティストは本来新曲がでたらレコード会社や事務所が莫大な予算をかけてプロモーションをしていた。
その一つが全国のラジオ局行脚だ。
アーティスト本人がプロモーションでラジオ局を訪問し、その局のワイド番組に生出演しプロモーションを展開していく。
大物アーティストであれば、各局向けにコメントのテープ(当時は6mm)を配ったり全国ネットの番組の出演が可能なのだが、新人アーティストはそうはいかない。
名も無き新人は直接局に出向かないと出演できなかったのだ。

それが今では全国ネット(全世界ネット?)へ誰もが手軽に番組を配信しプロモーションができてしまう。

ITの普及に伴い時代の流れが変わってきたのは間違いない。
テレビ番組もYouTubeからの映像が多く流れるようになってきているし放送局が制作したラジオ番組もYouTubeで配信をしているところも増えてきた。
これからのラジオ業界はそういった現状をみつつ、今後のビジネスを展開していかなければならない。